【新年の季語】包丁始(庖丁始)

新年の季語(1月)包丁始(庖丁始)

【ミニ解説】

年があけて初めて包丁を使うこと。「俎始」とも。

年があけて初めて台所に入ることを「初厨」と呼ぶこともある。


【包丁始(上五)】
包丁始せりせり飛んで鯛うろこ 秋元不死男
包丁始鯛もをこぜも腹裂かれ 鈴木真砂女

【包丁始(中七)】
到来の鯛を包丁始めかな 島村正
ネクタイに白衣包丁始かな 黒田杏子
パプリカの赤を包丁始かな 西山ゆりこ

【包丁始(下五)】


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