「壺」
-
北寄貝桶ゆすぶつて見せにけり 平川靖子【季語=北寄貝(冬)】
北寄貝桶ゆすぶつて見せにけり)平川靖子『北海道俳句年鑑2022』より 北海道に来て、苦手だったものが大好物に変わった。それは、「貝」である。東京にいた時、食べることができたのは牡蠣・帆立くらいで、そ…
-
あまり寒く笑へば妻もわらふなり 石川桂郎【季語=寒し(冬)】
あまり寒く笑へば妻もわらふなり)石川桂郎 笑うことと泣くこ…
-
蝦夷に生まれ金木犀の香を知らず 青山酔鳴【季語=金木犀(秋)】
蝦夷(えぞ)に生まれ金木犀の香を知らず)青山酔鳴(すいめい)(『雪華』20…
-
初燈明背にあかつきの雪の音 髙橋千草【季語=初燈明(新年)】
初燈(とう)明(みょう)背にあかつきの雪の音)髙橋千草(ちぐさ)(北海道俳…
-
昼酒に喉焼く天皇誕生日 石川桂郎【季語=天皇誕生日(春)】
昼酒に喉焼く天皇誕生日石川桂郎今日は令和になって二度目の天…