嚔して酒のあらかたこぼれたる) 岸本葉子…
年を以て巨人としたり歩み去る 高浜虚子(…
未婚一生洗ひし足袋の合掌す) 寺田京子 …
藁の栓してみちのくの濁酒) 山口青邨 「…
恋ともちがふ紅葉の岸をともにして 飯島晴…
【連載】もしあの俳人が歌人だったらSes…
櫻の樹だつたのか土龍散步する) 片上長閑…
愉快な彼巡査となつて帰省せり 千原草之(…
大空に自由謳歌す大花火() 浅井聖子 先…
父の日やある決意してタイ結ぶ 清水凡亭 …
胴ぶるひして立春の犬となる 鈴木石夫 今…