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  2. 年を以て巨人としたり歩み去る 高浜虚子【季語=行年(冬)】

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  3. 未婚一生洗ひし足袋の合掌す 寺田京子【季語=足袋(冬)】

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  4. 藁の栓してみちのくの濁酒 山口青邨【季語=濁酒(秋)】

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  5. 恋ともちがふ紅葉の岸をともにして 飯島晴子【季語=紅葉(秋)】

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  6. 【連載】もしあの俳人が歌人だったら Session#7

  7. 櫻の樹だつたのか土龍散步する 片上長閑

  8. 愉快な彼巡査となつて帰省せり 千原草之【季語=帰省(夏)】

  9. 大空に自由謳歌す大花火 浅井聖子【季語=大花火(夏)】

  10. 父の日やある決意してタイ結ぶ 清水凡亭【季語=父の日(夏)】

  11. 胴ぶるひして立春の犬となる 鈴木石夫【季語=立春(春)】

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  4. 砂浜の無数の笑窪鳥交る 鍵和田秞子【季語=鳥交る(春)】 
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  5. 毛帽子をかなぐりすててのゝしれる     三木朱城【季語=毛帽子(冬)】
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