小川双々子

  1. のこるたなごころ白桃一つ置く 小川双々子【季語=白桃(秋)】

    のこるたなごころ白桃一つ置く小川双々子(『小川双々子全句集』1990年)第三句集『くろはらいそ』所収の句。状況の情報がないとよくわからない句である。「のこる」と形容された「たなごころ」はどこか物質的…

おすすめ記事

  1. 谺して山ほととぎすほしいまゝ 杉田久女【季語=ほととぎす(夏)】
  2. 「パリ子育て俳句さんぽ」【12月18日配信分】
  3. ゆく船に乗る金魚鉢その金魚 島田牙城【季語=金魚(夏)】
  4. ラガーらの目に一瞬の空戻る 阪西敦子【季語=ラガー(冬)】
  5. カルーセル一曲分の夏日陰  鳥井雪【季語=夏日陰(夏)】

Pickup記事

  1. 【夏の季語】蝸牛
  2. 一月や去年の日記なほ机辺     高濱虚子【季語=一月(冬)】
  3. 【連載】久留島元のオバケハイク【第4回】「野槌」
  4. 神保町に銀漢亭があったころ【第24回】近恵
  5. 冬深し柱の中の波の音 長谷川櫂【季語=冬深し(冬)】
PAGE TOP