くらがり

  1. 雪虫のそつとくらがりそつと口笛 中嶋憲武【季語=雪虫(春)】 

    雪虫のそつとくらがりそつと口笛)中嶋憲武晩秋の雪虫(綿虫)はアブラムシの一種だそうで、ふわふわ舞って雪の降るさまを思わせる。それとは異なり、初春の雪虫は雪の上で活動する黒くて1㎝ほどの飛べない虫で、…

おすすめ記事

  1. 【読者参加型】コンゲツノハイクを読む【2023年5 月分】
  2. 狐火にせめてををしき文字書かん 飯島晴子【季語=狐火(冬)】
  3. 【書評】太田うさぎ『また明日』(左右社、2020年)
  4. 夕づつにまつ毛澄みゆく冬よ来よ 千代田葛彦【季語=冬隣(秋)】
  5. 灰神楽かと思ひきや杉花粉 天沢退二郎【季語=杉花粉(春)】

Pickup記事

  1. 【書評】佐怒賀正美 第7句集『無二』(ふらんす堂、2018年)
  2. 自転車の片足大地春惜しむ 松下道臣【季語=春惜しむ(春)】
  3. 【夏の季語】香水
  4. うららかさどこか突抜け年の暮 細見綾子【季語=年の暮(冬)】
  5. 神保町に銀漢亭があったころ【第50回】望月周
PAGE TOP