もと

  1. 海鼠切りもとの形に寄せてある 小原啄葉【季語=海鼠(冬)】

    海鼠切りもとの形に寄せてある小原啄葉ありていに言っただけなのに驚かされる句だ。切り分けたものを元の形に戻すという行動のみに着目すれば笑える気もするが、海鼠の曖昧模糊としながらも確かに切られて…

おすすめ記事

  1. 付喪神いま立ちかへる液雨かな 秦夕美【季語=液雨(冬)】
  2. 【新年の季語】松飾る
  3. ハイシノミカタ【#4】「100年俳句計画」(キム・チャンヒ編集長)
  4. 【春の季語】菜種梅雨
  5. 【新年の季語】人の日

Pickup記事

  1. 神保町に銀漢亭があったころ【第120回】吉田類
  2. 黒服の春暑き列上野出づ 飯田龍太【季語=春暑し(春)】
  3. 水底に届かぬ雪の白さかな 蜂谷一人【季語=雪(冬)】
  4. 【巻頭言】地球を損なわずに歩く――〈3.11〉以後の俳句をめぐる断想
  5. 世にまじり立たなんとして朝寝かな 松本たかし【季語=朝寝(春)】
PAGE TOP