三国

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    美しき時雨の虹に人を待つ森田愛子(『虹』) 作者は、若くしてその美貌と才を惜しまれつつ亡くなった俳人である。高浜虚子の小説『虹』のヒロインとして知られる。二人が初めて出逢ったのは、昭和16年の正月。…

  2. 燈台に銘あり読みて春惜しむ 伊藤柏翠【季語=春惜しむ(春)】

    燈台に銘あり読みて春惜しむ伊藤柏翠(はくすい)おとなしくし…

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