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  1. ぐじやぐじやのおじやなんどを朝餉とし何で残生が美しからう 齋藤史

    ぐじやぐじやのおじやなんどを朝餉とし何で残生が美しからう齋藤史朝というのが寂しい。また一日が始まるのに、いや始まるからこそ、残生の、その現実のあり様が重たく思われる。いつかの角川『俳句』一月…

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