土屋幸代

  1. 手の甲に子かまきりをり吹きて逃す 土屋幸代【季語=子かまきり(夏)】

    手の甲に子かまきりをり吹きて逃す)土屋幸代(「蒼海14号」より)晩秋に樹の枝に産みつけられた蟷螂の卵は、5月ごろに孵化し、たくさんの子蟷螂が生まれる。子蟷螂はミニチュア蟷螂といった風貌でかわいい。虫…

おすすめ記事

  1. 天高し鞄に辞書のかたくある 越智友亮【季語=天高し(秋)】
  2. 趣味と写真と、ときどき俳句と【#04】原付の上のサバトラ猫
  3. 【冬の季語】蕪
  4. 草も木も人も吹かれてゐて涼し 日下野由季【季語=涼し(夏)】
  5. 【特別寄稿】沖縄県那覇市久米「KIMIKO BAR ふう」/酢橘とおる

Pickup記事

  1. 遅れて着く花粉まみれの人喰沼 飯島晴子【無季】
  2. 雪虫のそつとくらがりそつと口笛 中嶋憲武【季語=雪虫(春)】 
  3. 天狼やアインシュタインの世紀果つ 有馬朗人【季語=天狼(冬)】
  4. 妻のみ恋し紅き蟹などを歎かめや 中村草田男【季語=蟹(夏)】
  5. 菜の花やはつとあかるき町はつれ 正岡子規【季語=菜の花(春)】
PAGE TOP