真白

  1. 秋の川真白な石を拾ひけり　夏目漱石【季語＝秋の川（秋）】

    秋の川真白な石を拾ひけり)夏目漱石「秋の川で真っ白な石を拾った」というただそれだけのことだが、手中に白い石のひんやりとした硬さがきて、それは何か強靭な想いのかたまりに感じた。「漱石」という雅…

トップページに戻る

おすすめ記事

  1. 【冬の季語】鼻水
  2. 「パリ子育て俳句さんぽ」【12月11日配信分】
  3. 【秋の季語】秋桜
  4. 取り除く土の山なす朧かな　駒木根淳子【季語＝朧（春）】
  5. 古きよき俳句を読めり寝正月　田中裕明【季語＝寝正月（新年）】

Pickup記事

  1. バー温し年豆妻が撒きをらむ　河野閑子【季語＝年豆（冬）】
  2. 天体のみなしづかなる草いきれ　生駒大祐【季語＝草いきれ（夏）】
  3. 火事かしらあそこも地獄なのかしら　櫂未知子【季語＝火事（冬）】
  4. 松本実穂 第一歌集『黒い光』（角川書店、2020年）
  5. 「野崎海芋のたべる歳時記」ルバーブ
PAGE TOP