震える

  1. 夏蝶の口くくくくと蜜に震ふ 堀本裕樹【季語=夏蝶(夏)】

    夏蝶の口くくくくと蜜に震ふ)堀本裕樹夏の蝶が花の蜜を吸っている。その蝶の長い口がくくくくと震えているという句。蝶の口は口吻(こうふん)と呼ばれ、普段は小さくぐるぐる巻きになっているが、蜜を吸うときは…

おすすめ記事

  1. 数と俳句(二)/小滝肇
  2. 「パリ子育て俳句さんぽ」【9月10日配信分】
  3. 電車いままつしぐらなり桐の花 星野立子【季語=桐の花(夏)】
  4. 【#32】『教養としての俳句』の本作り
  5. あれは伊予こちらは備後春の風 武田物外【季語=春の風(春)】

Pickup記事

  1. 天籟を猫と聞き居る夜半の冬 佐藤春夫【季語=夜半の冬(冬)】
  2. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第27回】熊本・江津湖と中村汀女
  3. 軋みつつ花束となるチューリップ 津川絵理子【季語=チューリップ(春)】
  4. 寝室にねむりの匂ひ稲の花 鈴木光影【季語=稲の花(秋)】
  5. 【冬の季語】小寒
PAGE TOP