
【春の季語=三春(2月-4月)】春草
はるくさ。「春の草」のこと。「春草忌」は長谷川春草(1889-1934)の忌日で、9月16日。
【春草(上五)】
春草を踏みゆきつゝや未来あり 星野立子
春草の織部を措きて志野をいふ 相生垣瓜人
春草の濃くまつすぐに帰らむか 飯島晴子
【春草(中七)】
倫敦の春草を踏む我が草履 高浜虚子
而して春草うたゝ人うたゝ 高野素十
しばらくは春草を見て夕かな 日野草城
風さきの来ぬに春草うち顫ふ 篠田悌二郎
すべり台より春草へ跳び出づる 貞許泰治
【春草(下五)】
【ほかの季語と】
春草に伏し枯草をつけて立つ 西東三鬼