春の季語

  1. 浜風のほどよき強さ白子干す 橋川かず子【季語=白子干す(春)】

    浜風のほどよき強さ白子干す橋川かず子淡路島かよふ千鳥の鳴く声に幾夜ねざめぬ須磨の関守源兼昌小倉百人一首の歌番号78の歌である。小学生の頃、この歌を覚えた時に、淡路島や須磨は日本のどこか遠いと…

  2. 春の夢魚からもらふ首飾り 井上たま子【季語=春の夢(春)】

    春の夢魚からもらふ首飾り井上たま子季語【春の夢】…

  3. 飛んでゐる蝶にいつより蜂の影 中西夕紀【季語=蝶・蜂(春)】

    飛んでゐる蝶にいつより蜂の影中西夕紀夜中に暑くて暑くて、し…

  4. 【春の季語】浅蜊

    【春の季語=三春(2〜4月)】浅蜊アサリは、2月~4月に旬を迎える…

  5. 啜り泣く浅蜊のために灯を消せよ 磯貝碧蹄館【季語=浅利(春)】

    啜り泣く浅蜊のために灯を消せよ磯貝碧蹄館(『道化』)浅蜊は…

  6. 大空へ解き放たれし燕かな 前北かおる【季語=燕(春)】

  7. うららかや空より青き流れあり 阿部みどり女【季語=うららか(春)】

  8. 【春の季語】うららか

  9. 春菊や料理教室みな男 仲谷あきら【季語=春菊(春)】

  10. 【春の季語】春菊

  11. 無駄足も無駄骨もある苗木市 仲寒蟬【季語=苗木市(春)】

  12. 花散るや金輪際のそこひまで 池田瑠那【季語=花散る(春)】

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  4. 胸の炎のボレロは雪をもて消さむ 文挾夫佐恵【季語=雪(冬)】
  5. 来て見れば来てよかりしよ梅椿 星野立子【季語=梅・椿(春)】
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