【冬の季語】四温

【冬の季語=晩冬(1月)】四温

冬の終わりごろ、寒い日々のあいまに、暖かさが数日続くこと。また、その日々のこと。「三寒」とセットで用いられることもある(「三寒四温」)。


【四温(上五)】
四温とてくづるゝ日和なりしかな 稲畑汀子

【四温(中七)】
まぶしさの四温の繭を掌に掬ふ 木村蕪城
だらしなく酔ひて四温の帽子かな 草間時彦
熊野路の四温のひと夜雨こまか 矢島渚男

【四温(下五)】
風見鶏風を捜してゐる四温 山田弘子
家中を散らかして出る四温かな 岡田史乃
一羽馴れせし雄鶏の四温かな 池田澄子
見えてゐる海底の巖四温かな 田中裕明
船旅に出たし波止場の四温かな 益岡茱萸


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