【秋の季語】松手入

【秋の季語=晩秋(10月)】松手入

晩秋に松の木に鋏を入れるなどして、姿形を整えてやること。

一般に、松の剪定は春と秋の年2回行うのが良いとされている。「剪定」は春の季語。

秋には古い葉の除去とあわせて、春にできた新芽を間引いておく。

寒さが本格化する前に、正月にもめでたさを感じる松の姿を整えておく。


【松手入(上五)】
松手入梯子の先に人探す 星野恒彦
松手入して風筋のあきらかに 飯田眞理子

【松手入(中七)】

【松手入(下五)】
近江より雲流れくる松手入 長谷川櫂
天は人の上にあれこれ松手入 大谷弘至


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