さしあたり

  1. さしあたり坐つてゐるか鵆見て 飯島晴子【季語=鵆(冬)】 

    さしあたり坐つてゐるか鵆(ちどり)見て)飯島晴子ち‐どり【千鳥/鵆】が冬の季語になっているのは、寂しい冬の海辺の風情に合うということから、万葉集の頃から多く詠まれてきた、という文学的な理由からであり…

おすすめ記事

  1. 櫻の樹だつたのか土龍散步する 片上長閑
  2. 炎ゆる 琥珀の/神の/掌の 襞/ひらけば/開く/歴史の 喪章 湊喬彦
  3. 先生はいつもはるかや虚子忌来る 深見けん二【季語=虚子忌(春)】
  4. 神保町に銀漢亭があったころ【第121回】堀江美州
  5. 生垣や忘れ一葉を落し掃く   村尾公羽【季語=一葉(秋)】

Pickup記事

  1. 【冬の季語】冬至
  2. 月光や酒になれざるみづのこと 菅 敦【季語=月光(秋)】
  3. 【夏の季語】バナナ
  4. 百代の過客しんがりに猫の子も 加藤楸邨【季語=猫の子(春)】
  5. 【クラファン目標達成記念!】神保町に銀漢亭があったころリターンズ【16】/寺澤佐和子(「磁石」同人)
PAGE TOP