1. 後の月瑞穂の国の夜なりけり 村上鬼城【季語=後の月(秋)】

    後の月瑞穂の国の夜なりけり)村上鬼城今年の後の月は10月8日。これを書いている10日は満月で、今も綺麗な月が見える。鬼城の見た後の月は大正2年のもの。大正2年11月「ホトトギス」に初出。大正…

  2. 春山もこめて温泉の国造り 高濱虚子【季語=春山(春)】

    春山もこめて温泉の国造り高濱虚子「温泉」は「いでゆ」と読む…

  3. 夏草を分けまつさをな妣の国 恩田侑布子【季語=夏草(夏)】

    夏草を分けまつさをな妣の国恩田侑布子折口信夫に「妣が国へ・…

おすすめ記事

  1. 動かない方も温められている 芳賀博子
  2. 七夕のあしたの町にちる色帋   麻田椎花【季語=七夕(秋)】
  3. 【春の季語】初東風
  4. 【冬の季語】忘年
  5. 極月の空青々と追ふものなし 金田咲子【季語=極月(冬)】

Pickup記事

  1. 十二月うしろの正面山の神 成田千空【季語=十二月(冬)】
  2. 黒岩さんと呼べば秋気のひとしきり 歌代美遥【季語=秋気(秋)】
  3. 時雨るるや新幹線の長きかほ 津川絵理子【季語=時雨(冬)】
  4. 霜夜子は泣く父母よりはるかなものを呼び 加藤楸邨【季語=霜夜(冬)】
  5. 【秋の季語】山椒の実
PAGE TOP