岡田由季
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血を分けし者の寝息と梟と 遠藤由樹子【季語=梟(冬)】
血を分けし者の寝息と梟と)遠藤由樹子残念ながら、いまだ野生のフクロウを見たことも、鳴き声を聞いたこともない。野鳥観察をしているといっても、基本的に自転車で行ける範囲なので、せいぜい家から十数キロの平…
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笹鳴きに覚めて朝とも日暮れとも 中村苑子【季語=笹鳴(冬)】
笹鳴きに覚めて朝とも日暮れとも)中村苑子笹鳴きは、茂みの中…
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潜り際毬と見えたり鳰 中田剛【季語=鳰(冬)】
潜り際毬と見えたり鳰)中田剛鳰は、ほぼ全国で見ることができ…
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さしあたり坐つてゐるか鵆見て 飯島晴子【季語=鵆(冬)】
さしあたり坐つてゐるか鵆(ちどり)見て)飯島晴子ち‐どり【…
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運動会静かな廊下歩きをり 岡田由季【季語=運動会(秋)】
運動会静かな廊下歩きをり)岡田由季絶妙な共感を呼ぶ句なのに…
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【連載】歳時記のトリセツ(6)/岡田由季さん
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【第5回】ラジオ・ポクリット(ゲスト:岡田由季さん)
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追ふ蝶と追はれる蝶の入れ替はる 岡田由季【季語=蝶(春)】
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敷物のやうな犬ゐる海の家 岡田由季【季語=海の家(夏)】