【秋の季語＝晩秋（10月）】新酒／今年酒…
秋灯机の上の幾山河) 吉屋信子 世のなか…
雀蛤となるべきちぎりもぎりかな 河東碧梧…
ビーフストロガノフと言へた爽やかに 守屋…
あきかぜの疾渡る空を仰ぎけり 久保田万太…
野分吾が鼻孔を出でて遊ぶかな) 永田耕衣…
藁の栓してみちのくの濁酒) 山口青邨 「…
恋ともちがふ紅葉の岸をともにして 飯島晴…
犬の仔のすぐにおとなや草の花 広渡敬雄 …
鵙の贄太古のごとく夕来ぬ 清原枴童きよは…
【秋の季語＝晩秋（10月）】秋の暮／秋の…
自動車も水のひとつや秋の暮 攝津幸彦（『…