秦夕美

  1. ものゝふの掟はしらず蜆汁 秦夕美【季語=蜆汁(春)】

    ものゝふの掟はしらず蜆汁秦夕美(『雲 秦夕美句集』)掲句は、秦夕美の最新にして遺句集となった『雲』から抜いた。「ものゝふ」というと少し異化効果が出てくるが、要は武士のことである。和歌ならば「ものゝふ…

  2. 付喪神いま立ちかへる液雨かな 秦夕美【季語=液雨(冬)】

    付喪神いま立ちかへる液雨かな秦夕美(『現代俳句文庫83 秦夕美句集』)…

おすすめ記事

  1. 秋の川真白な石を拾ひけり 夏目漱石【季語=秋の川(秋)】
  2. 【冬の季語】冬日和
  3. 電車いままつしぐらなり桐の花 星野立子【季語=桐の花(夏)】
  4. 【連載】もしあの俳人が歌人だったら Session#11
  5. 白衣とて胸に少しの香水を 坊城中子【季語=香水(夏)】

Pickup記事

  1. 【春の季語】卒業歌
  2. 【秋の季語】蓑虫/鬼の子 蓑虫鳴く
  3. 水中に風を起せる泉かな 小林貴子【季語=泉(夏)】
  4. 松山藩主松平定行公と東野、高浜虚子や今井つる女が訪れた茶屋について(4)
  5. 【夏の季語】万緑
PAGE TOP