光らせる

  1. 秋山に箸光らして人を追ふ 飯島晴子【季語=秋山(秋)】

    秋山に箸光らして人を追ふ)飯島晴子 以前紹介した「親の箸」の句もそうだが、晴子の句からは、箸が人間と自然のちょうど間にあるような印象を受ける。もわもわと量感豊かな紅葉の中で、細くくっきりと箸のうごき…

おすすめ記事

  1. さて、どちらへ行かう風がふく 山頭火
  2. 神保町に銀漢亭があったころ【第73回】芥ゆかり
  3. 「野崎海芋のたべる歳時記」モワルー・オ・ショコラ
  4. とび・からす息合わせ鳴く小六月 城取信平【季語=小六月(冬)】
  5. 新綠を描くみどりをまぜてゐる 加倉井秋を【季語=新綠(夏)】

Pickup記事

  1. 葛の花むかしの恋は山河越え 鷹羽狩行【季語=葛の花(秋)】
  2. 【夏の季語】泰山木の花
  3. カンバスの余白八月十五日 神野紗希【季語=終戦記念日(秋)】
  4. 吸呑の中の新茶の色なりし 梅田津【季語=新茶(夏)】
  5. つひに吾れも枯野のとほき樹となるか 野見山朱鳥【季語=枯野(冬)】
PAGE TOP