匂う

  1. 海市あり別れて匂ふ男あり 秦夕美【季語=海市(春)】

    海市あり別れて匂ふ男あり秦夕美(『逃世鬼』)海市とは蜃気楼のことで、海面や地表近くの空気の温度差によって、光の屈折が起こり、遠くの船や景色が浮かびあがって見える現象である。普段は見えないものが見える…

  2. 男欲し昼の蛍の掌に匂ふ 小坂順子【季語=蛍(夏)】

    男欲し昼の蛍の掌に匂ふ小坂順子当該句は上五の「男欲し」に驚…

おすすめ記事

  1. 春雷や刻来り去り遠ざかり 星野立子【季語=春雷(春)】
  2. 【春の季語】朝桜
  3. 魚のかげ魚にそひゆく秋ざくら 山越文夫【季語=コスモス(秋)】
  4. 【読者参加型】コンゲツノハイクを読む【2022年10月分】
  5. 神保町に銀漢亭があったころ【第56回】池田のりを

Pickup記事

  1. 神保町に銀漢亭があったころ【第84回】飯田冬眞
  2. 【新年の季語】餅花
  3. 【冬の季語】冬川
  4. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2021年5月分】
  5. 菜の花の斜面を潜水服のまま 今井聖【季語=菜の花(春)】
PAGE TOP