コンゲツノハイク【各誌の推薦句】

【結社推薦句】コンゲツノハイク【2021年5月分】


セクト・ポクリットでは2021年1月より、「コンゲツノハイク」をはじめました。前月に刊行された俳句結社誌・同人誌の最新号から「(最大)7句」を推薦いただき、掲出するコーナーです。今月は、34社にご参加いただきました!ありがとうございます。来月分(5月31日締切)については、こちらのフォームからご投稿ください。参加は無料です。


コンゲツノハイク 2021年5月
(2021年4月刊行分)

今月の参加結社(34)=「秋」「秋草」「稲」「閏」「運河」「海原」「火星」「かつらぎ」「銀化」「銀漢」「櫟」「群青」「香雨」「澤」「磁石」「秋麗」「青山」「鷹」「たかんな」「滝」「橘」「田」「天穹」「童子」「都市」「南風」「濃美」「鳰の子」「ひろそ火」「ペガサス」「松の花」「百鳥」「街」「雪華」


「秋」(主宰=佐怒賀正美)【1961年創刊・東京都練馬区】
柚子風呂と覚しき火影峡夕べ  長沼ひろ志
仮の世に焚火は本気出してをり 阿部まりあ
湯婆や母逝きしより使ひ初む  渡部奈津子
死の夢は太陽にほふ帰り花   百田登起枝
鷹の眼の金の縁取り憂国忌    中根文子
霜柱妻は歩行の距離伸ばす    原田要三
白菜をくたくたに煮てよく笑ふ  森山夕香


「秋草」(主宰=山口昭男)【2010年創刊・兵庫県神戸市】
盗賊の如くに蝌蚪の静もれり    山口昭男
ざらざらの手指やバレンタイの日  桑山文子
牡丹の芽もじやらもじやらと解かれけり 岩口まり子
ちりめんのたくさんの口黙りをり  野名紅里
れんこんの穴をとほりて春の水   西江友里
山笑ふ飯に小梅のへこみかな    西山みほ
ふらここのよく揺れさうな町にをり 鬼頭孝幸


「稲」(主宰=山田真砂年まさとし【2021年1月創刊】
山国の春じぐざぐに野に山に  小見戸実
初明り海曼荼羅のうねりかな  槍田良枝
撞くたびに鐘を出てゆく去年の闇 大坪正美
ヘッドライトのなかに初雪ありにけり 飛田小馬々
穂の色をして初刷の届きけり  滝代文平
少年の放尿散らす花石斑魚   伊藤 翠
歩かねば魂細りゆく路地すみれ 西井久美子


「閏」(代表=守屋明俊)【2021年2月創刊・東京都国分寺市】
母は夜を吹きすさぶ風雪柳   守屋明俊
白息の比率煙草のけむり吐く  平野豊雄
年玉や皆似かようた鼻を持ち  長井敦子
関山の風に火のつく唐辛子    旭 光
初嗚咽妻の遺影へ話すうち   岩根 甲
蜜柑二個黙契として日々新た  清水悠太
プラゴミに海は嘔吐す波の花  中村幹子


「運河」(主宰=茨木和生)【1956年創刊・奈良県生駒郡】
氷吐き落として水車回りだす  髙松早基子
裏に来て裏より帰るちやんちやんこ 安田徳子
をちかたに光る山当て寒日和  上野山明子
研究室からの眺めに年惜しむ  杉田菜穂
鬼房も時彦も逝き句碑に雪   田邉富子
遺品とは猪肉詰めし冷凍庫   谷口智行
平群にも開かれゐたる農具市  茨木和生


「海原」(代表=安西篤)【2018年創刊・千葉県市川市】
囲炉裏端母の手縫いの静寂です  大沢輝一
秋冷や思い出せない日も生きた 柏原喜久恵
海へ向く薔薇錆びゆくや憂国忌  黒済泰子
チャリ飛ばす団地老人四日かな  遠山恵子
大根干すわだつみの声となるまで 白石司子
真珠層いくつはがれて冬蝶へ  三世川浩司
神の手を滑り落ち双子座流星群  日下若名


「火星」(主宰=山尾玉藻)【1936年創刊・大阪府大阪市】
本尊の盗まれしまま椿山     山尾玉藻
膝に置くときの鈴音春袋    蘭定かず子
どんどの灰被つて夫に行くところ 小林成子
雪に降る力忘れさする力    大東由美子
大楠へもぐる鳥影凍てゐたり  坂口夫佐子
風花やボーイソプラノ川越え来   林範昭
歌がるたの上句耳打ちされしこと 西村節子



「かつらぎ」(主宰=森田純一郎)【1929年創刊・兵庫県宝塚市】
校了の近しを告ぐる息白し   森田純一郎
展望ロビーより古墳群鳥雲に   平田冬か
三島の忌いまや史実や日向ぼこ  村手圭子
彼のラガー髷の関羽に似てゐずや 前田俊明
公転と自転の地軸独楽放つ    石村葆子
銀河へと据うる天体望遠鏡  たなかしらほ
探査機や灼くる砂漠に砂送る   安藤悠木


「銀化」(主宰=中原道夫)【1998年創刊・東京都港区】
虻五月蠅しぱたりはたりと耳印 亀丸公俊
若草の食み出してゐる牛の口  川名将義
暖かや寺社仏閣にさん付けて  石山昼妥
春愁やオレには俺がついてゐる  大年厨
止む気なし紫榑雨(しばくれあめ)と壬生の鉦  山尾滋子
磯野家をめぐる歳月かぎろへる 古味瑳楓
獺祭干物が有ればそれでよし  矢野紀子


銀漢(ぎんかん)」(主宰=伊藤伊那男(いなお)【2011年創刊・東京都千代田区】
縁側に遅日余録のごとくあり  伊藤伊那男
雨垂れや涅槃図の歔欷隠すかに  武井まゆみ
踏絵より今も漂ふ重き黙     末永理恵子
叩き出す昨夜の悪夢や干蒲団    池田桐人
永き日の忘れものめく我が身かな   深津博
ふくら雀おのれの色の地に遊ぶ   渡辺花穂
手を出さず待つも介護や春隣     福原紅


「櫟」(主宰=江崎紀和子)【1993年創刊・愛媛県東温市】
おでんもて説いてをりけり数学Ⅱ  櫛部天思
年の夜の捻転コインランドリー  武田正
寒波来る四角の家がなほ四角    西村スミ
ひとしやくり凧にいのちの通ひけり 渡辺美紀子
三椏の花は三倍速で咲き     合志伊和雄
やればいいじやんと言はれし女正月 北島倫子
それぞれの鼻赤くして初日の出   右京れん


「群青」(代表=佐藤郁良・櫂未知子)【2013年創刊・東京】
門松や見知らぬ町に濡れながら  朱間繭生
父の樹のもとに転がる年の豆  板倉ケンタ
蠟梅や灯して淡き紙の家      川目紫
地吹雪にタクシーの差し出されけり 笠原悠路
ずわい蟹待つ座布団の汐じめり 澁江ノリ子
雪を漕ぎつつ胸中にある一事  仲田美智子
海老芋や溜息つけば湖濁り     松奏多


「香雨」(主宰=片山由美子)【2019年創刊・東京都世田谷区】
犬すでに家風になじみ柿若葉  片山由美子
蠟梅や砕けさうなる空の張り   櫨木優子
水となる五月の光流れ来て     丁野弘
どの家も灯りてしづか花八手  矢野みはる
ホームルームの議題は子猫をどうするか 水上れんげ
電球に透かす命や寒卵      大北昌子
くぶるものだんだん小さく夕焚火 岡根尚美


「澤」(主宰=小澤實)【2000年創刊・東京都杉並区】
ふうせんかづらの実の枯れきりし揉みつぶす 小澤 實
投げ込みし日記捩れる焚火かな   新澤岳
霜の夜やスペースデブリ八千噸    今朝
炒り糠に拭く能舞台年惜しむ    仲白良
寒禽のおとづれクープランの墓  光本蕃茄
ぱつぱつとちぎり春菊サラダとす  中村麻
七人中六人スマホ一人カイロ   田沼和美


「磁石」(主宰=依田善朗よだぜんろう【2021年1月創刊・埼玉県蓮田市】
松毬を底ひに焚火立ち上がる  依田善朗
寒晴やうすく雲脂泛く馬の胴  角谷昌子
もう百年まだ百年の冬木立  黒澤麻生子
身も骨も醤油に染まる年の暮  篠崎央子
数へ日や大小の箱溜め込んで 寺澤佐和子
日短か鍵は鞄の底が好き    岡田公子
歳晩や脚立を借りに行つたきり 山田牧


「秋麗」(主宰=藤田直子)【2009年創刊・神奈川県川崎市】
春ショール胸に合はせて悼みけり 藤田直子
巌一つ寒満月を繋ぎ止め     永田満徳
白魚火の闇の衣をゆらし来る   鈴木伸一
青天は吾を正せり揚雲雀     三輪真子
ひとときの愛の幻想ミモザ咲く 帆足幾久子
赤心は妣の教へや梅の花      津國紅
津波跡亡き子を呼べる揚雲雀  田沢健次郎


青山(せいざん)」(主宰=しなだしん)【1982年創刊・神奈川県横浜市】
土筆摘む丘にサイロの赤い屋根  しなだしん
榠櫨の実啼かなう鳥の来てをりぬ 井越芳子
神棚の神抱き降ろし煤払     山本洋子
先を行く人もひとりや銀杏散る  ローバック恵子
下田富士も寝姿山も装へり    飯田みよ子
及第す認定薬剤師の試験     細野和子
初夢に宇宙土産の玉手箱     山本矢巳



「鷹」(主宰=小川軽舟)【1961年創刊・東京都千代田区】
驚きて覚めし春暁ただ静か   小川軽舟
愛人もシニア料金冬牡丹    加藤静夫
寒夕焼放心の眼になだれ込む  辻内京子
鳥引くや襖に古ぶ青海波    有澤榠樝
腿に添ふギターの窪み春の草  西嶋景子
冴返るガン()されての人違ひ 三代寿美代
小膝つき蓬摘みをる堤かな   加納泰子


「たかんな」(主宰=吉田千嘉子)【1993年創刊・青森県八戸市】
雛祀る厨に貝を眠らせて   吉田千嘉子
吐く息を我が手に包み初日待つ 下河原勝
遅れ来て下火に放る注連飾   畑内節子
をみなごの御慶を申すまつげかな 村田加寿子 
転げまい滑るまいとぞ雪の道  北村貞美
沖留めの船へ七日の野菜舟   馬場孤舟
朝刊に畳まれてゐる寒気かな  小川三胡


「滝」(主宰=成田一子)【1992年創刊・宮城県仙台市】
春眠のうつつ大陸結合す    成田一子
天地返に菫まばたきしてをりぬ 石母田星人
白熊の死したる水に雪無尽   加藤信子
下萌に風の尾ふれてゆきにけり 齋藤善則
明日種を蒔くと青年手を見せる 佐藤珱子
蒲団より出ると悪魔が嫌がるよ 芳賀翅子
大雪の地球は重くなりにけり  梨子田トミ子


(たちばな)」(主宰=佐怒賀直美)【1978年創刊・埼玉県久喜市】
梅満開ナースの声のはづみ来て  簑口民子
隈笹の隈あざらけく春の雨    若林 好
水音の大きく割れて春の風    宮前良子
城山の裾の起伏やいぬふぐり  久保田孝子
幹のぼる水こくこくと木の根明く 高田良子
青く青く明けゆく海に海苔を掻く 砂山恵子
抱き寄する小猫に野火のにほひかな 安田かほ


(でん)」(主宰=水田光雄)【2003年創刊・千葉県市川市】
ふるさと納税鮟鱇となり返り来し 石渡幸子
白き手のするりと出たる毛皮かな 草子洗
流されて小舟のやうな雪の鳥   間 恵子
食虫植物冬の日に口開けて    上野犀行
お元日もうじき鮪解体ショウ   平野山斗士
端役死す餅の焼くるを待たずして 笠原小百合
銀杏散るなかをくるくるフラフープ 北浦美菜


天穹(てんきゅう)」(主宰=屋内修一)【1998年創刊・東京都渋谷区】
ステンドグラスの鳥春光に遊ぶかに 渡辺花穂
鳰水に輪といふ出入口       川手和枝
バレンタインチョコ生保レディーの名刺付き 藤原基子
空の画布に朦朧体や花ミモザ   斉藤雅はる
歴代の校長の顔君子蘭       尾中恵
下萌や駆けだしさうに靴干さる  石川洋子
玉椿端然と立つ鷹女像      髙野紀子


「童子」(主宰=辻桃子)【1987年創刊・東京都国立市】
鳩の湯は古き銭湯(ゆや)なり鳥の恋   辻桃子
この梅見壺焼芋を買ふ慣ひ   安部元気
春寒や風呂に茶壷の唄うたひ  如月真菜
薄氷の解けたる水のしづもれる 佐藤明彦
雲雀野のここもそつちもぬかるんで 石井みや
自凝島おのころしま)と呼び菜の花は黄に   浜崎素粒子
冷蔵庫開けるやさらに雪兎   膝舘すみえ


「都市」(主宰=中西夕紀)【2008年創刊・東京都町田市】
雨雲の海より晴れて春の鳶   中西夕紀
冬ざれや水は一途に水を追ひ  桜木七海
冬草のひかりをまとふ古墳群  秋澤夏斗
歳月のその日は老いず三島の忌 田中聖羅
口数の少なき家の掘炬燵   井手あやし
人の輪の海側欠くる焚火かな   三森梢
山茶花や雲押し開く日の歪    北杜青


南風(なんぷう)」(主宰=村上鞆彦(ともひこ)【1933年創刊・東京都葛飾区】
光る風時に尖りて向ひ来る  小松紀久子
風光るとは老人も光ること   原隆三郎
地球儀の色褪せてゐる日永かな 臼井淳子
春浅し夢の中でも花植ゑて  岡原美智子
はや人を惹く紅梅の莟かな   板橋糸子
縫合痕白く真つ直ぐ冴返る   藤本智子
花ミモザ朝餉の皿もそのままに 戸澤光莉


「鳰の子」(主宰=柴田多鶴子)【2011年創刊・大阪府高槻市】
囀りや艇庫大きく開かれて   柴田多鶴子
山越えて風になりたる除夜の鐘 政元京治
小鼓の五指に昂る初芝居    松本美佐子
冬うらら絵馬に書かれし片思ひ 山口登
七草をままごとのごと刻みをり 江草佳苗
よそゆきの父の横顔インバネス 太田健嗣
七日粥昭和終わりし日の遥か  豊田貴子


「濃美」(主宰=渡辺純枝)【2009年創刊・岐阜県岐阜市】
梅花藻の流れに歪むビール瓶  渡辺純枝
受験期のあまたの絵馬はカタカタと 安藤高子
凧揚の風にふりまはされてをり 飯塚勝子
手の届く高さに破れ障子かな  景山啓子
犬ふぐり仔牛のしつぽよく遊ぶ 佐藤すみ子
冬の夜の点滴といふ馳走かな  大森陽香
初雪を溶きて祝詞に筆下ろす  宮西公良


「ひろそ火」(主宰=木暮陶句郎)【2011年創刊・群馬県渋川市】
両翼に妙義榛名や鳥帰る    木暮陶句郞
貫けば嘘もまことに寒椿   ななさと紅緒
華やげる声のいろいろ歌留多会 宮崎句美子
けふ生きて冬芽ほぐるる日を待てり 茂木妃流
榛名山より来る風花を掴みけり  糟谷節子
初明り生まれ直してゐる地球   杉山加織
手話の手の終りは胸に春隣    星野裕子



「ペガサス」(代表=羽村美和子)【2018年創刊・千葉県千葉市】
シクラメン街に浮力があふれだす 羽村美和子
梳る胸奥の凍て解くように    浅野文子
足から喰う建国の日のタコウィンナー 東國人
こめかみに椿の宿る日のつじつま 篠田京子
柔らかなレタス頭を撫でたい子  瀬戸優理子
自分史のB面背負い日向ぼこ   徳吉洋二郎
春宵の風の旋律書きとめる    中村冬美


「松の花」(主宰=松尾隆信たかのぶ【1998年創刊・神奈川県平塚市】
海といふ漆黒の闇去年今年   松尾隆信
探梅のほころぶ二輪ふるへをり 仲村光世
寒波来るらむ金星の明るくて  萩原陽美
産土の宮に土俵や初雀     佐藤公子
モノクロの戦争映画春の雪   永島紀子
ロボットに掃除を任せ日向ぼこ 十亀健一
むらさきの傘の人ゆく寒の雨  松尾清隆


百鳥(ももとり)」(主宰=大串章)【1994年創刊・千葉県鎌ケ谷市】
接木して己が寿命を思ひけり   大串章
馬場跡の空へ放鷹繰り返す  山本三樹夫
ラウンジに賢治の童話スキー宿 鈴木綾子
風神の駆け回りゐる落葉かな 大和あい子
餅を焼き戦後を語る老夫婦  三木星音子
たどりゆく遠き思ひ出雪の日に 池田初美
初場所の勝牛勢子を梃子摺らす 宮下京子


「街」(主宰=今井聖)【1996年創刊・神奈川県横浜市】
雀の子付箋のやうな葉を咥へ   今井聖
リハビリの車椅子から桜貝   江口瑠里
一月の人流れゆく聖橋   小久保佳世子
宿題が無くて氷柱を持ち歩く 西生ゆかり
枯芝の座布団大の墓地買ひぬ  清水靖子
まず猫の抜け髭移し初日記   寺沢かの
置薬に浣腸もある松過ぎて  半澤登喜惠


雪華(ゆきはな)」(主宰=橋本喜夫(よしお)【1978年創刊・北海道旭川市】
たとふれば落葉帰根木の葉髪    籬朱子
始まりはラナンキュラスの誤解です 土井探花
ヒヤシンス火星にはつか水の跡   成海誠二
竹の秋天に吸はれるやうに立つ   島崎寛永
菜のはな眩し面舵に取舵に     増田植歌
うららかや首から割れるハトサブレ 田島ハル
髪束ね漢の針路野馬へ向く     岩内伸二



【次回の投稿のご案内】

◆応募締切=2021年5月31日
*対象は原則として2021年5月中に発刊された俳句結社誌・同人誌です。刊行日が締切直後の場合は、ご相談ください。

◆配信予定=2021年6月5日

◆投稿先
以下のフォームからご投稿ください。
https://ws.formzu.net/dist/S21988499/


【「コンゲツノハイク」のバックナンバー】
>>2021年4月の「コンゲツノハイク」(2021年3月刊行分)【27結社参加】
>>2021年3月の「コンゲツノハイク」(2021年2月刊行分)【29結社参加】
>>2021年2月の「コンゲツノハイク」(2021年1月刊行分)【21結社参加】
>>2021年1月の「コンゲツノハイク」(2020年12月刊行分)【14結社参加】



【セクト・ポクリット管理人より読者のみなさまへ】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2021年3月分】
  2. 「パリ子育て俳句さんぽ」【10月23日配信分】
  3. 【連載】歳時記のトリセツ(2)/橋本喜夫さん
  4. 【#25】写真の音、匂い
  5. 「パリ子育て俳句さんぽ」【4月2日配信分】
  6. 「けふの難読俳句」【第9回】「蹼」
  7. シゴハイ【第1回】平山雄一(音楽評論家)
  8. 「けふの難読俳句」【第8回】「眴」

おすすめ記事

  1. 【春の季語】蜃気楼
  2. 【書評】片山由美子『鷹羽狩行の百句』(ふらんす堂、2018年)
  3. 【第7回】ラジオ・ポクリット(ゲスト:篠崎央子さん・飯田冬眞さん)【前編】
  4. 笠原小百合の「競馬的名句アルバム」【第6回】2018年フェブラリーステークス・ノンコノユメ
  5. 貝殻の内側光る秋思かな 山西雅子【季語=秋思(秋)】
  6. 寒木が枝打ち鳴らす犬の恋 西東三鬼【季語=寒木(冬)】
  7. 神保町に銀漢亭があったころ【第60回】片山一行
  8. 【春の季語】花粉症
  9. 「けふの難読俳句」【第8回】「眴」
  10. ビーフストロガノフと言へた爽やかに 守屋明俊【季語=爽やか(秋)】

Pickup記事

  1. 「野崎海芋のたべる歳時記」カスレ
  2. 春惜しみつゝ蝶々におくれゆく   三宅清三郎【季語=春惜む・蝶々(春)】
  3. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第15回】能登と飴山實
  4. 水喧嘩恋のもつれも加はりて 相島虚吼【季語=水喧嘩(夏)】
  5. 足跡が足跡を踏む雪野かな 鈴木牛後【季語=雪野(冬)】 
  6. 森の秀は雲と睦めり花サビタ 林翔【季語=さびたの花(夏)】
  7. 呼吸するごとく雪降るヘルシンキ 細谷喨々【季語=雪(冬)】
  8. ビーフストロガノフと言へた爽やかに 守屋明俊【季語=爽やか(秋)】
  9. 浅春の岸辺は龍の匂ひせる 対中いずみ【季語=亀浅春(春)】
  10. 蛇の衣傍にあり憩ひけり 高濱虚子【季語=蛇の衣(夏)】
PAGE TOP