日中

  1. 毛皮はぐ日中桜満開に　佐藤鬼房【季語＝桜（春）】

    毛皮はぐ日中桜満開に佐藤鬼房日中に桜が満開になったという出来事には、ややファンタジックな印象がある。景はかなり鮮やか。満開の桜の中で毛皮を剥ぐ。剥がれる肉も時おり音を立てて、鮮明な赤なのだろう。…

トップページに戻る

おすすめ記事

  1. 神保町に銀漢亭があったころ【第62回】山田真砂年
  2. ひよんの実や昨日と違ふ風を見て  　高橋安芸【季語＝ひよんの実（秋）】
  3. 名ばかりの垣雲雀野を隔てたり　橋閒石【季語＝雲雀野（春）】
  4. 梅漬けてあかき妻の手夜は愛す　能村登四郎【季語＝梅漬ける（夏）】
  5. 人はみななにかにはげみ初桜　深見けん二【季語＝初桜（春）】

Pickup記事

  1. 廃墟春日首なきイエス胴なき使徒　野見山朱鳥【季語＝春日（春）】
  2. 馬孕む冬からまつの息赤く　粥川青猿【季語＝冬からまつ（冬）】
  3. 春日差す俳句ポストに南京錠　本多遊子【季語＝春日（春）】
  4. 【夏の季語】夏蝶
  5. ががんぼの何が幸せ不幸せ　今井肖子【季語＝ががんぼ（夏）】
PAGE TOP