石田郷子

  1. さへづりのだんだん吾を容れにけり 石田郷子【季語=囀(春)】

    さへづりのだんだん吾を容れにけり石田郷子囀(さえず)りは春に小鳥たちが求愛のために鳴く声。雌の気をひくために、そしてテリトリーを守るために、雄はさかんに囀る。その声は、時に一樹にひしめくほど…

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