見上げる

  1. 八月の灼ける巌を見上ぐれば絶倫といふ明るき寂寥　前登志夫【季語＝夏山（夏）】

    八月の灼ける巌を見上ぐれば絶倫といふ明るき寂寥前登志夫素でえぐい、と言いたくなる歌だ。激烈なパワープレー。語の重さを突き抜ける勢いがある。「八月の灼ける巌」は、ともすれば象徴的にも読まれ得る…

トップページに戻る

おすすめ記事

  1. 【冬の季語】探梅行
  2. 【冬の季語】冬
  3. 竹秋や男と女畳拭く　飯島晴子【季語＝竹秋（春）】
  4. 【読者参加型】コンゲツノハイクを読む【2023年6 月分】
  5. 鳥屋の窓四方に展けし花すゝき     丹治蕪人【季語＝花すゝき（秋）】

Pickup記事

  1. 倉田有希の「写真と俳句チャレンジ」【第2回】石田波郷と写真と俳句
  2. 初春の船に届ける祝酒　中西夕紀【季語＝初春（新年）】
  3. 芽柳の傘擦る音の一寸の間　藤松遊子【季語＝芽柳（春）】
  4. 【新年の季語】初詣
  5. 「パリ子育て俳句さんぽ」【2月12日配信分】
PAGE TOP