噛む

  1. 山椒の実噛み愛憎の身の細り 清水径子【季語=山椒の実(秋)】

    山椒の実噛み愛憎の身の細り清水径子(『現代俳句歳時記』) 「愛の反対は憎しみではなく、無関心です」と言ったのは、ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサである。愛するから憎むのであり、憎しみが愛に変わ…

  2. 秋思かがやくストローを嚙みながら 小川楓子【季語=秋思(秋)】

    秋思かがやくストローを嚙みながら)小川楓子小説を読むように…

  3. 海鼠噛むことも別れも面倒な 遠山陽子【季語=海鼠(冬)】

    海鼠噛むことも別れも面倒な遠山陽子(『高きに登る』) そろ…

おすすめ記事

  1. 神保町に銀漢亭があったころ【第91回】北大路翼
  2. 【春の季語】沈丁花
  3. 【冬の季語】竜の玉(龍の玉)
  4. ハフハフと泳ぎだす蛭ぼく音痴 池禎章【季語=蛭(夏)】
  5. 【書評】日下野由季 第2句集『馥郁』(ふらんす堂、2018年)

Pickup記事

  1. 【クラファン目標達成記念!】神保町に銀漢亭があったころリターンズ【15】/上野犀行(「田」)
  2. 百合のある方と狐のゐる方と 小山玄紀
  3. 【書評】片山由美子『鷹羽狩行の百句』(ふらんす堂、2018年)
  4. 片影にこぼれし塩の点々たり 大野林火【季語=片影】
  5. どんぶりに顔を埋めて暮早し 飯田冬眞【季語=暮早し(冬)】
PAGE TOP