山口昭男

  1. 鳥の巣に鳥が入つてゆくところ 波多野爽波【季語=鳥の巣(春)】 

    鳥の巣に鳥が入つてゆくところ)波多野爽波『鋪道の花』何度読んでも気持ちのよい句だ。「鳥」というざっくりした把握と「入」るという無機質な言い方は、あたかも観察者がいないかのような、句だけがそこに浮かん…

  2. 天高し男をおいてゆく女 山口昭男【季語=天高し(秋)】

    天高し男をおいてゆく女 山口昭男「天高し」という季語は、も…

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