南海多感に物象定か獺祭忌 中村草田男(『…
霧晴れてときどき雲を見る読書() 田島健…
葡萄垂れとしよりの日のつどひ見ゆ 大野林…
赤き茸礼讃しては蹴る女 八木三日女(『紅…
少女期は何かたべ萩を素通りに 富安風生 …
【秋の季語=仲秋(9月)】穴惑 「秋の蛇…
えりんぎはえりんぎ松茸は松茸 後藤比奈夫…
胡桃割る胡桃の中に使はぬ部屋 鷹羽狩行(…
河よりもときどき深く月浴びる() 森央ミ…
秋日澄み樹のいろ拾ひつづけたる 井越芳子…
紅さして尾花の下の思ひ草 深谷雄大(『吉…
【秋の季語=晩秋(10月)】ハロウィン/…