野名紅里

  1. 死も佳さそう黒豆じっくり煮るも佳し 池田澄子【季語=黒豆(新年)】

    死も佳さそう黒豆じっくり煮るも佳し池田澄子「死も佳さそう」にどきっとする。死の持つ重たいイメージを覆す軽やかな文体。それでいて読者を納得させる力がある。「死も佳さそう」の「も」によって並立されている…

  2. 雪の速さで降りてゆくエレベーター 正木ゆう子【季語=雪(冬)】

    雪の速さで降りてゆくエレベーター正木ゆう子  エレベーター…

  3. 水吸うて新聞あをし花八ツ手 森賀まり【季語=花八ツ手(冬)】

    水吸うて新聞あをし花八ツ手森賀まり色ってグラデーションだ。…

  4. 裸木となりても鳥を匿へり 岡田由季【季語=裸木(冬)】

     裸木となりても鳥を匿へり岡田由季裸木は一体何から鳥を匿っ…

  5. 縄跳をもつて大縄跳へ入る 小鳥遊五月【季語=縄跳(冬)】

     縄跳をもつて大縄跳へ入る小鳥遊五月私はハリウッドザコシシ…

  6. 秋うらら他人が見てゐて樹が抱けぬ 小池康生【季語=秋うらら(秋)】

  7. 秋・紅茶・鳥はきよとんと幸福に 上田信治【季語=秋(秋)】

  8. ロボットの手を拭いてやる秋灯下 杉山久子【季語=秋灯下(秋)】

  9. 黒岩さんと呼べば秋気のひとしきり 歌代美遥【季語=秋気(秋)】

  10. 【読者参加型】コンゲツノハイクを読む【2023年7月分】

おすすめ記事

  1. 八月は常なる月ぞ耐へしのべ 八田木枯【季語=八月(秋)】
  2. 【春の季語】白魚
  3. 什器全て鈍器に見えて冬籠 今井聖【季語=冬籠(冬)】
  4. いつ渡そバレンタインのチョコレート 田畑美穂女【季語=バレンタインチョコ(春)】
  5. 蔓の先出てゐてまろし雪むぐら 野村泊月【季語=雪むぐら(冬)】

Pickup記事

  1. 「けふの難読俳句」【第1回】「直会」
  2. 年逝くや兎は頰を震はせて 飯島晴子【季語=年逝く(冬)】
  3. 水底に届かぬ雪の白さかな 蜂谷一人【季語=雪(冬)】
  4. いぬふぐり昔の恋を問はれけり 谷口摩耶【季語=いぬふぐり(春)】
  5. 【冬の季語】掘炬燵
PAGE TOP