その

  1. 霜柱五分その下の固き土 田尾紅葉子【季語=霜柱(冬)】

    霜柱五分その下の固き土田尾紅葉子掲句は、「良い俳句とはどんな俳句か」と考え考え、ときどき口ずさんでいる句の一つである。当時「駒草」に発表されると、何が良いのか、なぜ入選なのかと大問題になってしまった…

  2. めぐりあひやその虹七色七代まで 中村草田男【季語=虹(夏)】

    めぐりあひやその虹七色七代まで)中村草田男 中村草田男は昭…

  3. 白い部屋メロンのありてその匂ひ 上田信治【季語=メロン(夏)】

    白い部屋メロンのありてその匂ひ)上田信治『リボン』(邑書林 2017年)…

  4. 眼前にある花の句とその花と 田中裕明【季語=花(春)】 

    眼前にある花の句とその花と)田中裕明『櫻姫譚』自然のよろし…

  5. 早春や松のぼりゆくよその猫 藤田春梢女【季語=早春(春)】

    早春や松のぼりゆくよその猫藤田春梢女(ふじた・しゅんしょうじょ)…

  6. ゆく船に乗る金魚鉢その金魚 島田牙城【季語=金魚(夏)】

おすすめ記事

  1. 幾千代も散るは美し明日は三越 攝津幸彦
  2. こんな本が出た【2021年2月刊行分】
  3. 眼前にある花の句とその花と 田中裕明【季語=花(春)】 
  4. 【冬の季語】蒲団干す(布団干す)
  5. あつ雉子あつ人だちふ目が合うて 西野文代【季語=雉子(春)】

Pickup記事

  1. 枯葉言ふ「最期とは軽いこの音さ」 林翔【季語=枯葉(冬)】
  2. 隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな 加藤楸邨【季語=木の芽(春)】
  3. いちまいの水田になりて暮れのこり 長谷川素逝【季語=水田(夏)】
  4. 炎ゆる 琥珀の/神の/掌の 襞/ひらけば/開く/歴史の 喪章 湊喬彦
  5. 神保町に銀漢亭があったころ【第87回】笹木くろえ
PAGE TOP