ついに

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    つひに吾れも枯野のとほき樹となるか野見山朱鳥(『愁絶』)一瞬、絶筆のような趣を漂わせる。実際、晩年の句ではあるらしい。作者は虚子にその才能を称された俳人だが、病気がちであったこともあり、外へ出て対象…

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