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    息触れて初夢ふたつ響きあふ正木ゆう子(『水晶体』) どんなに眠れない夜でも人の寝息を聞いていると眠れることを知ったのは、十歳の頃である。それまで一緒の部屋だった三つ年上の姉が、自分の部屋を持ちたいと…

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