大屋達治

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     泥棒の恋や月より吊る洋燈ラムプ 大屋達治(『繍鸞』) 小学生の頃、ポプラ社の「怪盗ルパンシリーズ」(南洋一郎訳)を夢中になって読んだ。独特の翻訳だったと言われているが、南洋一郎の筆力は少年少女を魅…

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