1. 春雷の一喝父の忌なりけり 太田壽子【季語=春雷(春)】

    春雷の一喝父の忌なりけり太田壽子ある春の日、雷が鳴った。職場に居合わせた人達は「雷だ」「怖い」「雨降るかな」などと口にしていたが、その中の一人が「あ、春雷」と言った。素敵な響きだった。「かみなり」と…

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