来たる

  1. 未来より滝を吹き割る風来たる 夏石番矢【季語=滝(夏)】

    未来より滝を吹き割る風来たる夏石番矢(『Métropolitique』)俳句における四時の循環とそれに伴う人事の変遷は、季節が繰り返ししつつ、しかしそれは以前のそれではないという無常としての不可逆的…

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