真島楓葉子

  1. 一瞬の雪墜のひかり地にとどく 真島楓葉子【季語=雪墜(冬)】

    一瞬の雪墜しづれのひかり地にとどく真島楓葉子掲句は私が忘れられない雪の句である。掲句は句集『地は秋』(昭和35年)より。石原八束の『現代俳句の幻想者たち』(昭和37年、三雲書店)には20頁に及ぶ「真…

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