覚え

  1. かくも濃き桜吹雪に覚えなし 飯島晴子【季語=桜吹雪(春)】

    かくも濃き桜吹雪に覚えなし)飯島晴子濃密な桜吹雪の中に、過去の数々の桜吹雪の記憶がうかびあがる。そのどれもが今自分が体験している桜吹雪よりもずっと疎、ずっと穏やかで、それらを全て足し合わせても今の桜…

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