鈴木豊一

  1. 初場所や昔しこ名に寒玉子 百合山羽公【季語=初場所(冬)】

    初場所や昔しこ名に寒玉子百合山羽公(「日本大歳時記 新年」昭和56年 講談社)羽公の句の魅力の一つは独特の抜け感にあり、鈴木豊一の言葉を借りるなら、「有情滑稽」という評はたしかにふさわしいように思わ…

おすすめ記事

  1. 【連載】もしあの俳人が歌人だったら Session#16
  2. 変身のさなかの蝶の目のかわき 宮崎大地【季語=蝶(春)】
  3. 人妻ぞいそぎんちやくに指入れて 小澤實【季語=磯巾着(春)】
  4. 「パリ子育て俳句さんぽ」【8月20日配信分】
  5. 【第6回】ラジオ・ポクリット(ゲスト:阪西敦子・太田うさぎさん)【後編】

Pickup記事

  1. 風の日や風吹きすさぶ秋刀魚の値 石田波郷【季語=秋刀魚(秋)】
  2. 鶏たちにカンナは見えぬかもしれぬ 渡辺白泉【季語=カンナ(秋)】
  3. 冬ざれや父の時計を巻き戻し 井越芳子【季語=冬ざれ(冬)】
  4. 氷に上る魚木に登る童かな 鷹羽狩行【季語=紅梅(春)】
  5. 忘れゆくはやさで淡雪が乾く 佐々木紺【季語=淡雪(春)】 
PAGE TOP