1. さしあたり坐つてゐるか鵆見て 飯島晴子【季語=鵆(冬)】 

    さしあたり坐つてゐるか鵆(ちどり)見て)飯島晴子ち‐どり【千鳥/鵆】が冬の季語になっているのは、寂しい冬の海辺の風情に合うということから、万葉集の頃から多く詠まれてきた、という文学的な理由からであり…

おすすめ記事

  1. せんそうのもうもどれない蟬の穴 豊里友行【季語=父の日(夏)】
  2. 幾千代も散るは美し明日は三越 攝津幸彦
  3. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第46回】 但馬豊岡と京極杞陽
  4. 神保町に銀漢亭があったころ【第74回】木暮陶句郎
  5. 赤福の餡べつとりと山雪解 波多野爽波【季語=雪解(春)】 

Pickup記事

  1. かなしきかな性病院の煙出 鈴木六林男
  2. 【連載】加島正浩「震災俳句を読み直す」第9回
  3. 【書評】三島広志 第1句集『天職』(角川書店、2020年)
  4. 「パリ子育て俳句さんぽ」【9月25日配信分】
  5. 動かない方も温められている 芳賀博子
PAGE TOP