黒豆

  1. 死も佳さそう黒豆じっくり煮るも佳し 池田澄子【季語=黒豆(新年)】

    死も佳さそう黒豆じっくり煮るも佳し池田澄子「死も佳さそう」にどきっとする。死の持つ重たいイメージを覆す軽やかな文体。それでいて読者を納得させる力がある。「死も佳さそう」の「も」によって並立されている…

おすすめ記事

  1. 丹田に力を入れて浮いて来い 飯島晴子【季語=浮いて来い(夏)】
  2. 黒鯛のけむれる方へ漕ぎ出づる 宇多喜代子【季語=黒鯛(夏)】
  3. 春星や言葉の棘はぬけがたし 野見山朱鳥【季語=春星(春)】
  4. 金色の種まき赤児がささやくよ  寺田京子【季語=種蒔(春)】 
  5. 屋根の上に明るき空やパリの春 コンラツド・メイリ【季語=春(春)】

Pickup記事

  1. 【冬の季語】豆撒
  2. 【冬の季語】蓮根掘る
  3. 昨日より今日明るしと雪を掻く 木村敏男【季語=雪を掻く(冬)】
  4. 【春の季語】春節
  5. 俳人・広渡敬雄とゆく全国・俳枕の旅【第69回】 東吉野村と三橋敏雄
PAGE TOP