2005年没

  1. 誰をおもひかくもやさしき雛の眉 加藤三七子【季語=雛(春)】

    誰をおもひかくもやさしき雛の眉加藤三七子(『無言詣』)3月3日は桃の節句である。古代中国では、桃は邪気を祓うと考えられており、その花の開花する時期に定められた式日であった。桃は花も実も若い女性を思わ…

  2. 山椒の実噛み愛憎の身の細り 清水径子【季語=山椒の実(秋)】

    山椒の実噛み愛憎の身の細り清水径子(『現代俳句歳時記』) …

  3. 金魚屋が路地を素通りしてゆきぬ 菖蒲あや【季語=金魚(夏)】

    金魚屋が路地を素通りしてゆきぬ)菖蒲あや『路地』1967年…

おすすめ記事

  1. 神保町に銀漢亭があったころ【第16回】仲野麻紀
  2. 行く春や鳥啼き魚の目は泪 芭蕉【季語=行く春(春)】
  3. 春の日やあの世この世と馬車を駆り 中村苑子【季語=春の日(春)】
  4. 三角形の 黒の物体の 裏側の雨 富沢赤黄男
  5. 【特集】東日本大震災 10年を迎えて

Pickup記事

  1. 【結社推薦句】コンゲツノハイク【2021年8月分】
  2. 【春の季語】春
  3. ゆく船に乗る金魚鉢その金魚 島田牙城【季語=金魚(夏)】
  4. 宝くじ熊が二階に来る確率 岡野泰輔【季語=熊(冬)】
  5. 行秋や音たてて雨見えて雨 成瀬正俊【季語=行秋(秋)】
PAGE TOP