
【春の季語=晩春(4月)】天皇誕生日
日本の国民の祝日の一つである。旧称は、「天長節」。
1948年制定の国民の祝日に関する法律(祝日法)第2条によれば、「天皇の誕生日を祝う」ことを趣旨としている。
天皇誕生日の日付は、昭和63年(1988年)までは昭和天皇(第124代天皇)の誕生日である4月29日、平成元年(1989年)から平成30年(2018年)までは明仁(第125代天皇)の誕生日である12月23日。徳仁(第126代天皇、1960-)の誕生日、2月23日が現行の祝日になっている。
宮中では、祝賀の儀、宴会の儀、茶会の儀、一般参賀が行われるほか、伊勢神宮を始め、各地の神道神社では天長祭が行なわれたり、海上自衛隊では、基地・一般港湾等に停泊している自衛艦において満艦飾が行われる。
【天皇誕生日】春ver.
天皇誕生日その恋も亦語らるる 林翔
竹垂れて天皇誕生日の雨ぞ 林翔
天皇の日蛙小さき声たつる 角川源義
【天皇誕生日】冬ver.
原稿をせかされ天皇誕生日 夏石番矢
ジングルベル響き天皇誕生日 稲畑廣太郎