【新年の季語】初烏(初鴉)

新年の季語(1月)】初烏(初鴉)

元日」の朝早くに鳴き渡る烏(鴉)のこと。


【初烏(初鴉)(上五)】
初鴉大虚鳥(おほをそどり)こそ光あれ 中村草田男
初鴉波高ければ高く飛び 鈴木真砂女
初鴉面を上げて鳴きにけり 皆川盤水
初鴉ゆく叡電とすぢかひに 山口遼也

【初烏(初鴉)(中七)】

【初烏(初鴉)(下五)】
ばらばらに飛んで向うへ初鴉 高野素十
いさゝかの水仕のこすや初鴉 石橋秀野
ゐすくめる猫に跳びはね初鴉 岸本尚毅
寿福寺に一番乗りや初烏 西村麒麟


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