【夏の季語】蛇衣を脱ぐ

【夏の季語=仲夏(6月)】蛇衣を脱ぐ

」が脱皮すること。最も活動的な夏に脱け殻を見ることが多い。

脱け殻は白っぽく光沢があり、すぐに乾燥してからからになる。脱がれた皮は「蛇の衣」と呼ぶ。


【蛇衣を脱ぐ(上五)】
蛇衣を脱ぐとき眼ぬれてゐし 島村正
脱ぎ了へしやすらぎ蛇の衣にあり 後藤比奈夫
蛇衣を脱ぐや謝罪のむつかしく 佐々木紺

【蛇衣を脱ぐ(中七)】

【蛇衣を脱ぐ(下五)】
垂直に登りて脱ぎし蛇の衣 鷹羽狩行
現し世の無明を蛇の衣脱ぐ 齋藤愼爾



関連記事