【新年の季語】かまくら

新年の季語(1月)】かまくら

秋田県、新潟県など日本の降雪地域に伝わる「小正月」の伝統行事、またそれによる構造物。雪で作った「家」(雪洞)の中に祭壇を設け、水神を祀る。

一般には、伝統行事で作られるものに限らず、雪洞自体が「かまくら」と呼ばれる。また、新潟県の魚沼地方では、同様の雪洞や行事のことを「ほんやら洞」という。


【かまくら(上五)】
かまくらをはみだす布のありにけり こしのゆみこ

【かまくら(中七)】
睫毛は蕊(しべ)かまくらの中あかあかと 成田千空

【かまくら(下五)】


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