みちのく

  1. みちのくに戀ゆゑ細る瀧もがな 筑紫磐井【季語=滝(夏)】

    みちのくに戀ゆゑ細る瀧もがな筑紫磐井(『野干』) 〈みちのく〉と言えば「みちのくひとり旅」という演歌を思い出してしまう。叶わぬ恋を振りきって男ひとりの傷心旅行。「月の松島 しぐれの白河」、失恋の果て…

  2. みちのくに生まれて老いて萩を愛づ  佐藤鬼房【季語=萩(秋)】

    みちのくに生まれて老いて萩を愛づ佐藤鬼房(『幻夢』2004年)…

おすすめ記事

  1. あさがほのたゝみ皺はも潦 佐藤文香【季語=朝顔(秋)】
  2. ひよんの実や昨日と違ふ風を見て   高橋安芸【季語=ひよんの実(秋)】
  3. 雛節句一夜過ぎ早や二夜過ぎ 星野立子【季語=雛節句(春)】
  4. 夏場所や新弟子ひとりハワイより 大島民郎【季語=夏場所(夏)】
  5. 【秋の季語】新蕎麦

Pickup記事

  1. 【連載】加島正浩「震災俳句を読み直す」第9回
  2. あり余る有給休暇鳥の恋 広渡敬雄【季語=鳥の恋(春)】
  3. 大風の春葱畠真直来よ 飯島晴子【季語=春葱(春)】
  4. 【春の季語】白梅
  5. 狐火にせめてををしき文字書かん 飯島晴子【季語=狐火(冬)】
PAGE TOP