使う

  1. 扇子低く使ひぬ夫に女秘書 藤田直子【季語=扇子(夏)】

    扇子低く使ひぬ夫に女秘書藤田直子(『極楽鳥花』) 立夏を過ぎると、街角では涼しげな扇子が売られ始める。薄い和紙に雲母を散らしたもの、涼しげな動植物が描かれたもの、洋風のレースをあしらったものもある。…

  2. 胡桃割る胡桃の中に使はぬ部屋 鷹羽狩行【季語=胡桃(秋)】

    胡桃割る胡桃の中に使はぬ部屋鷹羽狩行(『自選自解 鷹羽狩行集』白鳳社)…

  3. 蚊を食つてうれしき鰭を使ひけり 日原傳【季語=蚊(夏)】

    蚊を食つてうれしき鰭を使ひけり日原傳最初に断っておくが、こ…

おすすめ記事

  1. 【連載】加島正浩「震災俳句を読み直す」第6回
  2. 【書評】鈴木牛後 第3句集『にれかめる』(角川書店、2017年)
  3. 神保町に銀漢亭があったころ【第76回】種谷良二
  4. 「野崎海芋のたべる歳時記」コック・オ・ヴァン
  5. 神保町に銀漢亭があったころ【第9回】今井麦

Pickup記事

  1. 【春の季語】白魚
  2. 梅の径用ありげなる人も行く 今井つる女【季語=梅 (春)】
  3. 三角形の 黒の物体の 裏側の雨 富沢赤黄男
  4. 【春の季語】遠足
  5. 「野崎海芋のたべる歳時記」鴨鍋
PAGE TOP