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神保町に銀漢亭があったころ【第114回】中村かりん
私の銀漢亭ものがたり 中村かりん(「稲」同人) 「昨日銀漢亭へ行ったでしょう。そしてまぐろを食べたな。」 ある日の句会の後の飲みの席で師匠の山田真砂年師がこうおっしゃった。 なんでバレた…詳細を見る -
【書評】小川軽舟 第5句集『朝晩』(ふらんす堂、2019年)
標準と平凡のありか サラリーマン川柳というのは耳慣れた言葉だが、サラリーマン俳句というのはあまり聞かない。しかし、小川軽舟の『朝晩』は、まさにそのような名称が適当な一冊だろう。なにせ、全五章のうち最初の…詳細を見る -
【書評】伊藤伊那男 第三句集『然々と』(北辰社、2018年)
あるひとつの時代の報告――伊藤伊那男 第三句集『然々と』(北辰社、2018年) 【「人生の決算報告書」としての句集】 伊藤伊那男は、神保町の交差点の一本裏で「銀漢亭」という酒場を切り盛りしている。脱…詳細を見る